こんにちは!岡部です。
今回は
「色彩はセンスがないと使えない?」
というテーマで話してみようかと
思います。
僕はアクリル画などを生徒さんに
教えていることもあって、
よく質問で
「色が上手く使えないんです・・・」
「色を使うと稚拙になってしまう・・・」
こうした相談を受けることがあります。
こうした人たちに共通した問題点として
挙げられるのが
【センスだけでなんとかしようとしている】
という部分です。
確かに絵を描いていく際にセンスは
大事にしていくべき部分です。
感覚からしか生まれないものや
センスを活かした作品というのも
あると思います。
しかしそれだけに頼って
理論や方法論がほとんどない状態で
絵を描いていくのはかなり厳しいと
思います。
正しくは、
「センス+理論」
この2つで絵は上達していきます。
理論だけだと堅苦しい作品になるし、
センスだけだと何度も良い絵を描くことは
難しくなります。
どちらも絵を描く際にはめちゃくちゃ
大事なわけです。
僕自身もセンスだけでなんとか
色をうまく使おうとしていた時よりも、
理論的な部分を知識として持ちつつ、
センスも発揮するほうが明らかに
絵が上達していきました。
そしてたまたま良い色使いが出来た
というのではなく、
何度もイメージ通りの色で作品を
描くことが出来るようになっていきました。
もしあなたが
「色はセンスで扱うもの」
と思い込んでいるのだとしたら、
「色に理論的な知識は必須」
という考え方に変えていってほしいな
と思います。
絶対にこの方が色使いは上手くなるし、
あなたの血肉になるからです。
では今回はここまで。
またお会いできると嬉しいです。