こんにちは!岡部です。
今回は
「作品の色彩でブランディングしよう」
というテーマでお話ししてみます
ブランディングというのはいわば
自分の価値の作り方みたいな部分ですね。
他の人とどう違うのか?とか
特徴はどう言う部分にあるのか?
というところから自分の価値を伝えるのが
ブランディングとも言えます。
こうした部分を考える時に
絵を描く人は「色彩」についてどこかで
考えて研究していけません。
というのも絵を描いていく際に
色抜きで考えていくことは
ほとんど出来ないからです。
デッサンなどでも明暗を考えないと
いけないわけで、
それは「色」を考えることにも
つながっています。
とはいえ色を使えるとどんな風に
自分のブランドに出来るのか?
というのはおそらくイマイチピンと
こない人もいると思います。
なので今回はこの部分について
少し話をしてみますね。
①目に付く色彩
②色使いが認知される
③色によってブランド化される
この3つが主に重要な部分です。
1つずつ解説します。
①目に付く色彩
まず目に付くという部分です。
これは当たり前ではありますが、
作品は誰かしらに見てもらえないと
認知してもらえません。
そして世の中にある多くの作品の中で
目に付くには、
どうしてもある程度目立つ必要が
あります。
ではどうやったら目立てるのか?
というと、
作品の強さを上げていくしかないわけです。
そうですよね?
周りに埋もれたり、
見向きもされない作品だと
どうしても人の目には留まりません。
こうした部分を色彩の使い方で
カバーしていくことが出来ます。
・パッと目を引くような色の美しさ
・「おッ!」と目に留まる色使い
こうした部分が出来れば
それだけでも人目に付くからです。
②色使いが認知される
そして色使いによって目に付くように
なれば、
すこしずつ絵は覚えてもらえます。
色使いは特徴にもなるので、
「この色使いは〇〇さんの作品だ」
と言うような感じで、
少しずつ作家名も覚えてもらえるように
なりわけです。
これは僕自身もそうでしたし、
生徒さんも実際にそのような覚え方を
されたりしているので間違いないです。
無理に突拍子もないことをするのでなく、
作品の色彩を磨いていって名前を
覚えてもらえたりするので
描く側からしたら非常に嬉しいものです。
③色によってブランド化される
そして認知されていくことで
色彩がブランドの1つになっていきます。
実際好きな絵描きを思い浮かべる際に
色彩を思い浮かべる人もいると思います。
・鮮やかな色彩の作品
・渋めの色彩でシックな作品
・明るくて元気の出る色彩の作品
・作品を光を感じる色彩の作品
色々な色の使い方はありますが、
強い作品は色彩の印象がパッと頭に
浮かぶと思います。
こうした部分を自分の作品にも
取り入れていくわけですね。
もちろん作家さんの特徴というのは
色だけではなく、
モチーフや構図などもあるので
こうした要素と組み合わせていけば
もっと効果は高くなっていきます。
こうしてブランド化されていくことで、
ファンが出来て仕事などにも繋がったり
します。
僕であれば作品販売から絵画教室まで
様々な仕事がありますが、
やっぱり作品が好きだからという理由で
来てくれる人がほとんどです。
まとめ
今回は色彩でブランディングする
という部分について話してみました。
①目に付く色彩
②色使いが認知される
③色によってブランド化される
このような流れで上手くブランド化
していけると、
作品も強くなるしより多くの人に
覚えてもらえて認知してもらえる
ということです。
是非こうした部分も
あなたの作品に取り入れてみてください。
では今回はここまでになります。
またお会いできると嬉しいです。