こんにちは!岡部です。
今回はよく頂く、
「モチーフを見たまま描けないんです・・・」
という悩みについて考えてみようと思います。
これは、
目に見えたまま描き出していく
描写力がないという悩みです。
絵は基本的に「自分の世界」を
表現して描いていくものだと思います。
しかし、
その段階に行くまでに描写力を鍛えて
見たままリアルに描けるように
訓練していこうとする人は多いと
思います。
そこでやっぱり
つまづいてしまう人が多いわけです。
僕自身もはどちらかというと
絵を描き始めた頃に目指していたのが
具象的にリアルに描いていく方向性
でした。
なので「見たまま描く力がない」
というのはかなりデカい悩みだったんです。
きちんと描写力があって
リアルに描ける人が羨ましくて
仕方ありませんでした。
でも決して学んだり練習していなかった
わけではありません。
当時の僕は描写力を訓練するために
デッサンの本を読みまくったり
デッサンを毎日何枚も描いたりして
いました。
それでもなかなか描写力が
身に付かなかったんです。
「こりゃー才能やセンスがないと
無理なのかもしれない」
そんな風にも思いました。
しかしそこから今に至まで
描写力を身につけてその描写力を
使って作品を描く事が出来るように
なりました。
そのきっかけは鉛筆デッサン等ではない
やり方を模索し始めたことにあります。
今でははっきりと
「描写力に才能やセンスは必要ない」
と言い切る事が出来ます。
よく勉強や受験などでも
「やり方」が重要だという話を聞きます。
これは本当に真理だと思うのです。
どうやって学ぶか?
どういう方法で訓練するか?
これを変えるだけで
結果も大きく変わるからです。
これは何にでも言える事だと
思います。
もしあなたが描写力を鍛えたいけど
身についていないのであれば、
方法を変える事がきっかけになるかも
しれませんね。
では今回はここまで。
また次回お会いしましょう。