こんにちは!岡部です。
今回は、
「自分の世界を描く技術の身につけ方」
について解説します。
これはすごく大事な部分なのですが、
「表現力」を身につけなければ
絵は描けません。
表に現す、と書いて表現と呼びます。
つまり”見える形”にするのが表現力
だということですね。
いくら頭の中に描きたいものがあった
としても、
表現する力がないと人には伝わらない
ですし感動も与えることが出来ません。
なので表現力というのは
絵を描く上で根幹となる力だと
思ってください。
それくらい重要なことなので
今回はこの表現力の身につけ方について
お話しをしていきます。
僕自身はこれまでアクリル絵の具で
様々な表現を試行錯誤して試して
きました。
その上で現在は1つの表現に落ち着いて
います。
この表現で絵を描き始めてから
色々な場所で展示をすることができたり、
学びたいという人が教室に入ってくれたり
色々なことを実現することができたわけ
です。
なので是非あなたにもそうした
表現の身につけ方をしてもらいたいと
思っています。
では早速始めていきます。
表現力を身につける2つの流れ
で、まず初めにお話ししますが
表現力を身につけて自由に絵を
描けるようになるには2つの方法が
あります。
それが、
ステップ①:表現の徹底した実験
ステップ②:実験した表現で実践する
この2つです。
1つずつ掘り下げて解説していきます。
ステップ①:表現の徹底した実験
表現力を身につける1つ目のステップが
「表現の徹底した実験」です。
この実験がすごく重要で
僕自身が何回も何回も繰り返してきた
部分でもあります。
一部の例を紹介すると、
・そこにあるかのような光の表現
・美しい画材の組み合わせ方
・効果的なタッチの乗せ方
・筆ごとのタッチの違いの出し方
・細密な描写の方法
・美しい色の組み合わせ方・・・、
挙げ出すとキリがないですが、
こうしたことをどうやったら実現できる
のか?
どうやったらキャンバスの上に
実際に表すことができるのか?
こうしたことを徹底的に試していく
わけです。
僕自身、
その試行錯誤を何年間も行なって
今の表現にたどり着いています。
ステップ②:実験した表現で実践する
そして2つ目のステップが
実験した表現で実践するという部分です。
実際に表現単体でいくら実験しても
最終的に作品の中に落とし込めないと
意味がありません。
そうですよね?
例えば美しい色の出し方などを
身につけても、
それが作品の中で使われていなければ
意味がないです。
鑑賞者が見るのは作品であり、
その中で1つ1つの表現が使われる
からです。
1つの要素だけでは
作品は成り立たないのです。
僕の絵の中にも
・そこにあるかのような光の表現
・美しい画材の組み合わせ方
・効果的なタッチの乗せ方
・筆ごとのタッチの違いの出し方
・細密な描写の方法
・美しい色の組み合わせ方
などなど様々な要素が組み合わさって
使われています。
なので1つ1つの表現を
どうやって絵の中で組み合わせるのか?
どうやって作品に組み込むのか?
こうした部分まで落とし込まないと
いけないのですね。
「動画模写」でクリアする
そして、、
①:表現の徹底した実験
②:実験した表現で実践する
この2つの要素というのは
比較的早いスピードでクリア出来て
しまう方法というのもあります。
それが「動画模写」という方法です。
人が絵を描いている動画を
使って全ての工程を見ることで
表現方法まで模写出来るので、
自分の技術にすることができるのです。
普通の模写というと既に描かれた絵が
あって、
それを真似して描くという方法ですよね。
これって実は限界があります。
・どんな手順で描かれたのか?
・どんな画材の使われ方がされたのか?
こう言った部分が何も分からないから
です。
美術館とかにいっても
完成した作品を見て工程を
全て理解できる人は存在しません。
予測しかできないのです。
だから描かれた工程を全て模写出来る
動画教材を使うことをお勧めしています。
僕もそうやって学ぶことがあるし、
僕自身の教室でもそうやって教えて
います。
そして実際に生徒さんが
めちゃくちゃなスピードで表現を習得して
自分の世界を表現しています。
なので、もしあなたがどうやって
表現力を身につけて自分の世界を
描けば良いのか分からない!、、、
という場合は是非こうした方法も
取り入れてみてくださいね。
では今回はここまで。
またお会いできると嬉しいです。