こんにちは!岡部です。
今回は、
「海外展示のお誘いには参加するべき?」
という内容でお話しをしていこうと
思います。
絵を描いているとよく来るのが
「海外で展示しませんか?」という
内容のお誘いです。
おそらくこういったメールが来たことの
ある人も多いのではないでしょうか?
特にHPなんかをもっていて
メールアドレスやお問い合わせフォームを
設置しているとよく来ます。
で、生徒さんから
こういった展示には参加するべきなのか?
という質問が来たので少しお話しを
していこうと思います。
僕は参加しませんでした
で、結論から言うと
僕自身学生時代に出展料を払う海外展示に
勧誘されましたが参加はしていないです。
ほぼ間違いなく赤字になるのが
見えているからです。
出展料、海外への輸送費など
全て自分で支払うことが多いです。
こうしたものに参加する方は、
お金というよりは略歴が欲しくて
やっている気がしますね。
(箔を付けるという感じ)
もちろん参加すること自体が
悪いわけではなく目的に沿っているか
どうか?という部分だと思います。
お金に余裕があって
赤字になっても海外で展示した、という
経歴が欲しい人には良いのかも
しれません。
海外出展の料金について
で、海外で展示をする際には
2つの方法があることを知っておく必要が
あります。
僕自身は海外で展示したことは
ありますが前述のような展示には
参加したことがありません。
ここが少しややこしい所なのですが、
展示をする際には2種類の業者が
あることを知っておく必要があります。
それが
「企画ギャラリー」と「貸しギャラリー」
の違いになりますね。
企画ギャラリーというのは、
画廊側が作家に向けて
「うちでやってくれませんか?」と
声をかけて行うものです。
作家側が場所代を支払ったりすることも
ありません。
最終的に売り上げを折半して、
それがギャラリーの利益となります。
僕が海外で展示した際も
この企画ギャラリーのものなので、
お金は一切支払っていません。
(売れた絵の売り上げを折半しました)
逆に貸し画廊というのは
どちらかというと不動産業に近くて、
場所を貸すからお金を払ってね、
というものですね。
作家側がこの場所を貸してください、
とギャラリー側に連絡して
1週間数万〜15万円くらいで展示を
行います。
(向こうから勧誘が来る場合も
ありますが出展料は必要です)
この場合ギャラリー側の
利益は作家から払ってもらう場所代なので、
そこまでセールスを頑張ってしない
傾向があります(あくまで傾向です)。
なのでここら辺を知識として持った上で
自分がどちらに参加するべきなのか?
と言うことは考えても良いのかな
と思います。
それでは今回はここまで。
良い週末をお過ごしください。