こんにちは!岡部です。
今回はアクリル画に挑戦したい!
という方に向けて、
「アクリル画の一番簡単な始め方」を
お伝えしていきます。
僕の元には毎日のように
アクリル画の質問がきます。
その中でも一番多いのが
初歩的なアクリル画の始め方です。
どの画材を買うのか?
どうやって絵の具を使い始めるのか?
こう言った部分の質問ですね。
僕自身今までめちゃくちゃ沢山の絵を
描いてきて様々な画材に触れてきたので、
こうした質問についてはかなりベストな
回答が出来ると思っています。
なので、これを聞けば今日始められる!
というくらいの内容でお送りしようと
思います。
では早速始めていきましょう。
アクリル画の簡単な始め方【画材】
では画材の選び方を見ていきましょう!
実際に絵を描いていく際に必要なのは
何と言っても画材です。
でも正直高いものもあるし
間違って買ってしまったらどうしよう。
っていう気持ちがあると思います。
なのでこれ買えば間違い無いよ、
っていう画材を紹介します。
で、画材は大きく分けて
①絵の具
②筆
③キャンバス
この3つがあります。
これ以外にも色々画材ってあるんですど
最初から色々揃えても使わないので、
まずはこの3つだけでもいいと思います。
1つずつ掘り下げながら解説しますね。
アクリル画を始める①絵の具
まずは絵の具ですね!
ここが一番悩む人が多いところかなと
思います。
メーカーも沢山ありますからね。
まずアクリル絵の具は高いものから
値段の低いものまで沢山あります。
個人的に初心者におすすめなのは
大容量タイプの値段的にお得な
アクリル絵の具です。
このアクリル絵の具であれば
絵の具を大量に使って使い方を試して
みたりなどのチャレンジも可能です。
大容量アクリル絵の具はいくつかの
メーカーが販売していますが、
僕が使っているのは
・アムステルダムシリーズ
・リキテックスベーシックシリーズ
この2つです。
どちらも使いやすいですし、
品質も安定しているのでおすすめです。
最初は色々な描き方を試したり
してみたい人もいると思うので、
こちらの大容量を試してみてください。
色はいきなり沢山揃えるよりも
基本的な「白、黒、青、赤、黄」を
揃えるのがいいと思います。
そこから足りないと思った色や
使いたい色が出た時の揃えていく
感じですね。
慣れてきた人やもっと色々な技法に
チャレンジしたい人は、
リキテックスプライムという絵の具を
おすすめします。
リキテックスプライムは非常に
透明度の高い絵の具があるのが特徴で、
透明な絵の具を重ねるような表現も
できます。
是非慣れてきたらこちらの絵の具も
試していきましょう。
アクリル画を始める②筆
次に必要なのが筆ですね。
絵の具以上に筆で悩む人もいると
思います。
筆を選ぶ際は筆にどのような毛が
使われているのか?、
どんな毛先の形状なのか?という部分で
選ぶといいと思います。
この2点が筆の使い心地を左右する
大きな特徴なんですね。
例えば毛の種類だと豚の毛は非常に
硬いので、
油絵具などの硬い絵の具を
しっかり取って厚めに乗せる時に
便利だったりします。
逆にイタチやリスの毛で作られた筆は
柔らかく水彩などに用いられます。
筆も色々な特徴があるわけですね。
で、個人的におすすめで使っているのは
ナイロンの筆になります。
腰が適度にあってアクリルも描きやすく
人工毛なので、
非常に揃えやすい値段です。
僕が使っているのはナイロン筆の
「インターロン」というブランドです。
この筆を僕は最も使っています。
長持ちして使えますし、
描く際にも非常に使いやすいです。
もし気になる際は是非使ってみてください。
毛先にも色々な形があるのですが、
個人的にはフィルバードという形が
最もオーソドックスで使いやすいかなと
思っています。
少し先の丸い平筆といった感じの
形です。
どの形の筆を購入するか迷った際は
この筆の形がおすすめですね。
アクリル画を始める③キャンバス
さて、最後にキャンバスも紹介します。
筆と絵の具が揃ったら、
あとはキャンバスがあれば
描けますからね。
キャンバスで最も用意しやすくて
すぐに始められるのが、
張りキャンバスというものです。
名前の通りすでに木枠に
キャンバスの布が貼られていて、
多くのものが地塗りも済ませてあるので、
購入してすぐに絵を描くことができます。
僕も始めて紙以外に本格的に
絵を描いた際は、
この張りキャンバスに描きました。
それくらいオーソドックスなものです。
大きめの画材屋さんや、
通販の画材屋さんを見れば必ず
置いてあるのもポイントが高いかなと
思います。
大きさも様々ありますが、
個人的には最初に絵の具を触ったり
慣れたりするのが目的なら、
サムホールという小さいサイズから
4号くらいの大きさのキャンバスが
いいかなと思います。
あまり大きなキャンバスを買っても
描くのが大変だからです。
なので是非小さいキャンバスに
本格的に描くというより、
絵の具を筆にとって乗せてみたりして
みることから始めてみてください。
絵の具を薄く解いてキャンバスに
乗せてみたり、
絵の具を薄めずにそのままキャンバスに
油絵具のように乗せてみたりと、
色々な方法でまずはキャンバスに
触ってみるのがベストです。
そうしていくうちに、
こんな使い方をしてみたらどうかな?
こんな使い方もできるんじゃ無いかな?
みたいに楽しくなっていくと
思いますよ。
まとめ
さて、今回は
アクリル画の「一番簡単な始め方」
という内容でお話ししました。
これさえ揃えてしまえば
今日にでも描き始められるよ!
という最低限の画材セットです。
コツとしてはこのような最低限の絵の具で
まずはキャンバスと
触れ合ってみることです。
いきなり本格的にモチーフを描いたり、
理想を追い求めるのは指導者が
いないと難しい部分がありますからね。
まずは触ってみて心から楽しんでみる、
というのが大事かなと思います。
では今回はここまで。
またお会いできると嬉しいです。