こんにちは、岡部です。
今回のメールでは
「デッサン練習の方法」というテーマで
お話ししていきます。
メルマガの読者さんのお話しを
聞いていますと、
デッサンが大事なのは分かるんだけど
練習の方法が分からないという意見があります。
たしかに!
練習方法という部分でいうと
色々な方法がありますし、
迷ってしまう部分だと思います。
なので今回は少しここについて
話してみようかなと思います。
まず練習方法という意味で言えば
目的によって異なるというところがあります。
どんな力を身につけるのかによって
やるべき練習方法が違うということですね。
デッサン練習の目的
で、デッサン練習の目的という部分ですが、
おそらく多くの人が
「対象を描写できるようになる」
という目的で行うかと思います。
静物を描けるようになる。
人物を描けるようになる。
動物を描けるようになる。
こう言った部分で対象を描写し切る力を
身につけるという部分ですね。
この単純な「描写力をつける」という意味
であれば、
おすすめの方法があります。
それが「単純模写」です。
デッサンの単純模写練習
単純模写というのは例えば、
「対象の絵を完璧に模写する」
「対象の写真を完璧に模写する」
こういった方法の練習です。
デッサンをやり始めるときに
モチーフをセッティングして描き始める人も
多いと思います。
もちろんこうした方法でも良いのですが、
この場合いくつか問題も出てきます。
それが
・光の条件が時間によって変わってしまう
・モチーフの形が変わってしまう
このような部分です。
まず完全に固定された照明で
一日中描けるのであれば良いですが、
カーテンから入る光などでモチーフの
見え方は常に変わってしまします。
また有機物であれば日数によって
腐ったり、
形が変形したりしてしまします。
常に条件が変わってしまうわけです。
そうなると単純に描写していくための
練習としては、
他の要素が入りすぎて練習に専念出来ない
ということになりかねません。
なので写真や誰かが描いた絵を模写する
という方法が描写力を身につける
デッサンを行う際は、
最も理に適った方法になってきてます。
僕もこの方法で取り組むことで
デッサンを行ったりもしました。
是非参考にして取り組んでみてくださいね。
では今回はここまで。
またお会いできると嬉しいです。