こんにちは!岡部です。
今回は
「細密な絵を描く方法」というテーマで
お話ししていこうと思います。
絵を描いていく際に困る人が多いのが
描き込みです。
描き込みが上手く出ませ〜ん!
という人からの相談をよくいただきます。
確かに絵を描き初めの頃や
クオリティを上げたい!と考えている
時期に描き込みが上手く出来ない事が
ネックになることはよくあります。
実際、描き込みがきちんと出来るように
なると絵のクオリティは非常に
高めやすくなります。
絵の中にしっかり書き込んでいる部分が
あれば、
そこに見応えが出て鑑賞者の目を
引きつけてくれるからです。
なので描き込みは重要な要素です。
そしてこの描き込みを行っていく際には
アクリル絵の具で行っていくのが個人的に
非常にお薦めです。
アクリル絵の具での描き込み
描き込みをしていく際にネックに
なりやすいのが、
乾燥スピードです。
油絵具のような乾燥に数日かかる
絵の具だと、
下の絵の具層を引きずってしまうので
素早い描き込みが結構難しかったり
します。
何層も絵の具を重ねて密度を出して
いく場合、
1層の乾燥に時間がかかりすぎると
どうしても作業スピードが落ちて
しまうからです。
自分も昔油絵具を使っていた時、
どうしてもここが解決できなくて
アクリル絵の具を使うようになって
いきました。
アクリル絵の具であれば数分で
乾燥するので、
その上から新しく絵の具を乗せて
どんどん描き込みを行う事が
できます。
そのおかげで密度の高い
描き込みをじっくり行う絵が
描きやすくなりました。
下の層の絵の具が乾いていないと
どうしても描き込みは絵の具の重層化は
難しくなりますからね。
描き込みレベルを上げる方法
そして、自分の描き込みのレベルを
上げていく方法というのもあります。
僕自身はこれを意識してから
描き込みのレベルが上がって行きました。
それは、
「毎回自分の限界値まで描き込んで
完成させていく」
というものです。
精神論みたいに聞こえるかもしれませんが
非常に有効な方法です。
描き込みって、
これくらいでいいかなぁみたいな
自分の思い込みがブロックになって
中途半端に終わることも多いです。
毎回限界まで描き込むと
枚数を重ねるごとに自分の限界値が
引き上がっていくので、
次回の絵は今回限界だったラインが
最低値になっていくわけですね。
前はあれだけ描き込んだから
次はあれ以上の描き込みが出来るはずだ!
みたいな感じです。
もちろんある程度慣れてくると
こういった意識も必要なくなるので、
ある程度描き込み力が付くまでの話です。
是非意識してみてください。
・描き込みやすいアクリル絵の具
・描き込む際の意識
この2つがあればどんどん
絵の密度を上げていくことができます。
では今回はここまで。
またお会いできると嬉しいです。