こんにちは!岡部です。
今回は
「なぜ僕たちに画力が必要なのか?」
という話をしていこうと思います。
僕は絵を15年以上描いています。
初めの頃はとにかく上手くなりたい
という気持ちが強かった気がします。
それは当然ですよね。
上手く描けるようになりたい!という
気持ちは1つの確実なモチベーションに
なります。
しかし何故上手くならないといけないのか?
ということは最初のうちはそこまで
考えていませんでした。
「画力が必要なのは絵を描くのだから
当たり前じゃないか?」
と言われそうですが、
じゃあその画力は何のために身につけるの?
ということですよね。
(画力といっても
表現力やデッサン力など色々な要素が
あるので一概には言えないところが
また難しいのですが)
で、結論ですが
僕は絵を描く上で画力を必要とする
理由は大きく2つあると思っています。
①選択肢を広げるため
②人に伝える際の説得力
この2つだと思うんですね。
少し掘り下げてお話しいたします。
絵描きが画力を上げるべき理由①選択肢を広げるため
まず選択肢を広げるためという部分です。
まず画力がない場合というのは
非常に選択できる表現の幅が少ないです。
デッサン力がない場合
対象を正確に再現するような絵は
かけない場合が多いです。
絵の具をうまく扱う表現力が無ければ
物質感の美しい絵は描けないでしょう。
そういう意味でとにかく自分で
作れる作品の幅が狭くなってしまうわけ
です。
なので経験を積んで画力を上げていく事は
自分の選択肢を増やす上でも非常に
重要なのです。
絵描きが画力を上げるべき理由②人に伝える際の説得力
2つ目が
人に伝える際の説得力という部分です。
作品を通して人に何か伝えたい際に
技術が拙いとどうしても説得力に
欠けます。
これは普段絵を描かない人が
アートを通して人に何か伝えようとして
起こりがちな事です。
少しきつめの表現で言うと、
「口では大きな事を言うけど
作品が伴っていない」という感じです。
別にものすごく技術が高い必要は
ないと思うのですが、
最低限の絵の具の扱い方や表現が
伴っていないとどうしてもそのように
見えてしまうんですね。
僕は美大に行っていたのですが、
理屈や理想はたくさん語るけど
普段絵を描いていないから作品が
拙くて人に伝わらない人というのを
たくさん見かけました。
やはり作品を通して人に何かを
訴えかけると言うのは、
しっかり時間をかけて絵を描いてきた人の
特権みたいなものだと思うのです。
まとめ
今回は
絵描きの僕たちに画力が何故必要なのか?
ということを考えてみました。
やはり、
①選択肢を広げるため
②人に伝える際の説得力
この2つのために最低限絵を描いて
レベルアップをしていく努力は必要に
なるのかな?と思います。
それでは今回はここまで。
またお会いできると嬉しいです。