こんばんは!岡部です。
今回は
「オリジナリティのある絵の描き方」
というテーマでお話ししていきます。
絵を描く人であれば、
誰でも作品のオリジナリティについて
考える機会はあると思います。
僕自身もまだまだ描きたい方向性を
探っていた時期から悩んでいました。
どうすれば独自の絵を描けるのか?
という部分です。
悩みまくって辿り着いた結論は2つ
あります。
それが以下です。
①0からオリジナルは作れない
②「描写」+「別要素」で独自性になる
この2つです。
まず1つ目ですが、
大前提として完全オリジナルを0から
生むのは不可能です。
どんな天才でも既にあるものの
組み合わせで新しいものを作っています。
これはどの分野でもそうだと思います。
科学ならすでにある研究を
発展させたり別の視点から研究して
新しい発見をするでしょう。
小説ならすでにあるジャンルや
王道のプロットの作り方、
キャラクターの造形を組み合わせて
生まれるでしょう。
絵というジャンルも同じです。
・美しく見える色の使い方
・構図の考え方
・モチーフ選び
・技法や描き方
こうした既にあるものを組み合わせながら
新しく見えるような作風が作られます。
0から生まれるわけではないのです。
そして2つ目は
「描写」+「別要素」で独自性になる
という部分です。
オリジナリティのある作品を
描いていく際には、
「描写」という目に見えるものを具象的に
描くルールを守りつつそこに
要素をいくつか組み合わせると
オリジナリティが出やすいです。
描写自体は、
キャンバスにモチーフがリアルに
見えるように描くルールが存在します。
これはルネサンス時代から
ほとんど変わりがないものです。
今の時代でも同じルールです。
なのでそこに別の要素を
加えていくわけですね。
・タッチの付け方
・色彩の組み合わせ方
・構図の取り方
・モチーフ選び などなど。
いくつか要素を入れていくと
組み合わせとしてまだ誰も
やっていないものが生まれたりします。
それがオリジナリティです。
是非あなたも自分のオリジナリティを
作ってみてください。
では今回はここまで。
またお会いできると嬉しいです。